「ゆるふわシニア」のブログ

60代おひとり様の過去・現在・未来について

鬱になった私~回復期やってみた7つのこと~

 

私は”鬱”になってしまいました。

始まりは昨年の事です。

  • めまい
  • 吐気

最初は内科を受診しました。

”自律神経失調症”でしょうとの診断でした。

めまい止めと吐気止めを処方され様子をみることになりましがしばらくすると睡眠障害が現れたのです。

 

一睡もできない日が三日間続きました。

 

勿論、こんなことは初めてです。

布団に入れば5分もしないうちに眠れるのが普通でしたから。

眠剤を出してもらいました。

眠剤は初めて飲みます。怖いものだと思っていました。

 

この頃の私の状態は

  • 定期的に訪れる不安
  • 身体に鉛が入っているような感じ
  • 食事が取れない
  • 湯船に浸かれない(シャワーだけ)
  • 頭がもやもやする
  • やる気がおきないなど

一人で生活することが難しくなってきたので長男に助けを求めました。

 

当時、妊娠7か月のお嫁さんがよく面倒をみてくれて予約を取っておいてくれた心療内科に受診しました。

初回受診にはお嫁さんも付き添ってくれました。

 

そこで”鬱”と診断を受けるのです。

  • ミルタザビン(抗うつ薬)
  • ゾルビデム(眠剤)  
  • デエビゴ(眠剤)

これを服用しながら三食昼寝つきの生活が始まりました。

 

とにかく休むことと言われました。

休むということはどういうことか。

  • 何もしない
  • 何も考えない

難しいことですよね。

人間っていつも何かしら考えているものですよね。

考えないようにするため心地よい音楽を一日中聴いていました。

布団の上に居られない時はベランダでずーと空を眺めていたこともありました。

 

その頃には体重は10キロ近く落ちていました。

 

でもご飯を毎食、作ってもらい三歳の孫も一緒に食べるということも良かったのかもしれません。

食欲は徐々に出てきました。

気づくと不安薬も飲まずに過ごすことができていました。

 

段階を踏んで徐々に行動に移していきました。

  1. ご飯の量を増やしていく。
  2. 寝ている部屋、階段に掃除機をかける。
  3. ゴミ出しに行く。
  4. 徒歩1分のコンビニに行き買い物をする。
  5. 5分の散歩をする。→ 徐々に時間を長くする。
  6. 徒歩15分の駅まで歩く。
  7. 電車に乗ってみる(付き添いつき)

 

たかがゴミ出しでも目が回る感じがしますしコンビニでも品物を見て周るということが最初はできませんでした。

辛くなると帰ってきてすぐ横になることを心がけていました。

  • 無理はしない
  • ゆっくり時間をかけて
  • あせらない

これは自分自身に常に語りかけていたことです。

 

自宅に帰ってきた時はとにかく無理をしない生活を心がけました。

日中も音楽を聴きながら寝たり起きたりを繰り返していました。

それも徐々に3〜4ヶ月くらいかけて布団から離れる時間が増えていった感じです。

 

当初を思い返すと尋常じゃない疲れがありました。

でもそれを無視し続け仕事をしていました。

身体が悲鳴をあげていたのかもしれません。

 

まだ完全回復の状態ではありませんが徐々に趣味の小物つくりや出かけてみようという行動力が出てきています。

  

息子のところは無事に男の赤ちゃんが生まれました。

孫の面倒もたくさんできるようにゆっくり進んでいこうと思っています。

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